覚せい剤の売人は意外な場所にいます。非常に効率がいいです

世の中世の中の仕組み

薬を止められる前提で考えない方がいいと思う

槇原敬之さんって逮捕されたんですけど、基本的に薬やる人って治るとか止めるって無理だと思った方がいいと思うんですよね。沢尻エリカさんもMDMAだっけ?何かいろんなもの試してたらしいので。そういう意味でいうと治らないパターンじゃないかなと思います。

スゲー意志力の高い人が、たまに完全に止める場合もあるんですけど、一回手を出しちゃった人って基本的にもう戻れないと思うんですよね。僕は今ビールを飲みながら喋ってますけどビールもドラッグなんですよ。抗精神薬って意味で言うと、飲むことによって脳の変異を起こして考え方だったり思考パターンだったりが変わるっていうドラッグの一種なんです、WHOの基準で言うとね。

「明日から一切お酒飲んじゃダメです!」って言って「OK!OK!じゃあもう永遠に飲まないわ」って言って飲まないでいられる人って日本中で少数派だと思うんですよ。

ていう感じで一回でもドラッグに手を出しちゃうと止めるのは難しいと思うんですよ。刑事罰があるからっていう問題じゃなくて、止めることがそもそも難しいよねっていう問題と、あと誰も傷つけてないんですよね。

たとえばアルコールが違法になったとしてビールを飲んだとしても、誰かを傷つけてるわけじゃないんですよ。その他の犯罪って基本的に被害者がいるんですけど、覚醒剤をやるって言っても被害者がいないんですよ。モラルを考えると、「あれ別にこれ悪いことしてないんじゃね?」っていう言い訳も立ちやすいんですよ。

悪い奴らはそこにいる。気を付けたほうがいいですよ

じゃあ覚せい剤手に入りました、なんかやっちゃいました、もう二度と戻れなくなりました、刑務所入りました、もう二度とやならいと反省します、刑務所から出てきました。刑務所から出てきた後に覚醒剤をやった人同士が集まって、「今後は覚せい剤やらないようにしようね」って励まし合う会があるんですよ。ダルクっていうんですけどね。

田代まさしさんも参加してた会なんですけど、そういうところに覚せい剤の売人がいます。

要は覚せい剤は1度もやったことがない人に売るより、一回でもやったことがある人に売る方が簡単なんですよ。普通の人って「覚醒剤なんてヤバいから絶対やんねぇし!しかも高いし!」ってなるじゃん?

でも覚醒剤やったことがある人って、どれだけそれが自分にとって気持ちいいか知ってるんです。だからダルクっていう場所でみんなで「覚せい剤よくないよね、これからみんなで治そうね」っていう会に覚せい剤の売人は必ず混じってます。

田代まさしさんが言ってたのが、出所した後にサイン会かなんかがあって、サインを書いて「ありがとうございます、ありがとうございます」って言うときに、一人の人が「サインください」って言ってきて、その後に握手を求めてきた時に「お気持ちお察しします」って言って握手したんだけど、その握手した手に覚せい剤と電話番号が入ってたのよ。

タダで覚せい剤が手に入っちゃうのよ、1回覚醒剤やったことがあるって知られてる人は。で、田代まさしさんは、その覚せい剤やっちゃうし、その電話番号にかけて、覚せい剤また買っちゃうわけですよ。

そういうもんなんで覚醒剤をやった人が治るとか、やらなくなると思ってるほうが間違いなんじゃないかなと僕は思うんです。