利権まみれの東京オリンピックの裏話。開会式について。

世の中お金の話,世の中の仕組み,日本

ゲームの音楽を使ったのは◎

安っぽくてあんまり面白くなかったよね、全体的には…っていうのが僕の感想です。ただ、入場行進のゲームの音楽に関してはすごい良かったと思いました。

「これってゲームの音楽だよねー」って分かる人には懐かしいってなるのと、僕はフランスのオリンピックの中継を見ながらアベマプライムの番組に出演してたんですけど、最初にドラクエが流れて、その後ファイナルファンタジーが流れた時に、フランス語の解説者の人がゲームは知らないと思うんですけど、「ドラゴンクエストっていうゲームとファイナルファンタジーっていうゲームから来てる曲ですよ~」みたいなことを解説してて、一般的には分からんだろうなと。

ただ、ファイナルファンタジーとかドラゴンクエストであれば、まだ一般の日本人は分かると思うんだけど、クロノトリガーとかニーアとか、すげーマニアックな曲入れてるんですよね。

クロノトリガーだったら、まだ鳥山明さんが絵描いているのと、あとドラクエのスタッフが作ってるので、まぁ一応知名度はあるゲームなんですけど、ニーアってかなりマニアックなんですよね。

ストーリーがすげーダークで僕は面白いから好きなんですけど、一般的にはニーアの話をして分かる人ってほぼいないので、「なんかマニアックすぎて面白いなぁ」と思いました。後グラディウスを入れたりあたりとかも、なかなかマニアックで好きでした。

他の国の文化って、全然知らない文化に触れると「あ、外国だよね」って感じるので、外国の人にとってみると、ゲーム音楽ってだけで「何か変わった文化だから、これ日本の文化なのね」みたいな感じで親近感沸くので、あれはいいんじゃないかなぁと思いました。

大金を掛けたわりには、しょぼい

ただ何かね、ゲームしか誇れるものがないのかとか、開会式、結局160億円ぐらいかかってるらしいんですよね。んで、8年前のリオのオリンピックが4億円でやったらしいんですよ。

「リオとかロンドンと比べて日本のオリンピック開会式つまらんよね」っていうのがイギリスのデイリーメールってとこだったりフォックスニュースってとこだったりで言われてて、海外の人は正直に「つまらん」と言ってると。

僕も安っぽいなぁーと思ったんですよね。そもそも何で安っぽくなってしまったのかっていうので、元々MIKIKOさんっていうperfumeとか恋ダンスとかBABYMETALとかの演出をやってる振り付け師・演出家の人が、開会式の総指揮をやる予定で、AKIRAのバイクを出してたりとかで、「昔の日本はこうだったけど皆さん準備できました?」っていうのを渡部直美さんが言って、「2020東京オリンピック始まりまーす!」みたいな感じのにするっていう。

そこにマリオが出てくるみたいな、そういう展開で書いてたらしいんですよね。リオ・オリンピックの閉会式で、安倍首相がマリオの格好して出てくる演出があって、「まぁマリオ来るだろうな」って、みんな予想してたと思うんですよ。

たぶん任天堂も、そこの話は通ってたと思うんですよね。ところがどっこい。東京オリンピックっていうので色んなスポンサーがついて…まぁ何か…電通がいろんなことをやりたくなったらしいんですよ。要は開会式の中に色んなもの押し込みたいと。

少しずつズレてくる開会式のプラン

で、最初、MIKIKOんはトップで総指揮だから、MIKIKOさんのサポートとして電通の佐々木さんっていう人を入れるのはどうですか?っていうのを、電通のスポーツ局の高橋さんという人が言ってきたわけですよ。

電通のナンバー3って言われてる人らしいんですけど。で、MIKIKOさん的に「全然サポートの人、入るのいいですよ」って歓迎したら、佐々木さんって人がコロナ対策委員会かなんかになって、で、コロナ対策委員として「開会式はちょっと自分がある程度方向性を決めたい」みたいなことを言いだして、MIKIKOさんがいない場所で勝手に話を作り始めたんですよ。

で、元々MIKOさん案っていうのを IOC に見せていて、 IOC のコーツ会長は「MIKIKOさんのいいじゃん、カッコいいじゃん」とか言ってて。で、佐々木さんが勝手に案を作って IOC にアイデアを持っていって、「いやいやいや、今さら変える必要ないでしょ。お前のつまんねーじゃん。MIKIKOさん案で良くね?」っていう風にバッシングされたんですけど、でも懲りずにずっと佐々木さん案をこっそり進めていたらしいんですよ。

で、佐々木さんとMIKIKOさんが組織委員会の会長だった頃の森さんの所に挨拶に行ったんですよね。森さんの所に「MIKIKOさんが開会式進めますので、安心して見てくださいね」って森さんに言ったんですけど、その会の後に電通の人が「森さんボケてるから、あれ嘘だから。佐々木さん主導でやるから」っていうの言ってたっていう。これ文春に載ってた話です。詳しくは文春読んでください。

っていうのがあって、結局MIKIKOさんが自分が開会式の主催をするはずなのに、いつのまにか他の人が勝手に決めていて自分の案を勝手にパクったやつを外に出してて、しかも骨抜きになってるんですよ。

言われたら分かる「多様性」というテーマ

他のオリンピックとかもそうなんですけど基本的には言葉通じないってことがあるので、言葉を使わないで何かしらのメッセージを伝えるっていうのをやるんですよね。

例えばロンドンの場合だったら一応歴史をなぞるっていうのをやったんですよ。ローマ兵とか出てきたりとか、いろんな尼さん出てきたりみたいな。色んな歴史を辿りつつモンティパイソンの性格が悪いと言われてる俳優さんを出して、「明るい面だけを見ようね」みたいなダンスをやったりして、相変わらずイギリスって性格悪いよなぁみたいな感じで、それはそれでいいよねみたいな感じだったんですけど。

っていう感じである程度をテーマに沿って、何らかしらの踊りだったり音楽だったりで表現するんですけどMIKIKOさんの場合は、昔の過去の60年代の東京オリンピックから未来の2020年にバトンタッチするっていう。まぁ今は現実ですけど。そういうテーマだったらしいんですけど、現状、今回の開会式ご覧になった皆さんに「あの開会式のテーマは何だと思いますか?」って聞いた時、何も言えないと思うんですよね。

「なんかダンスやってたよね」「うん、タップダンスやってた」みたいな。で、「アイヌの踊りをやってたよね」みたいな感じで。

その1個1個が「こういうことしてたよね」っていう見たものを説明することはできるんですけど、それがどういうテーマでどういうコンセプトで見た人に何を伝えたいのか?っていうのは全く見えてこないんですよね。

利権、予算、時間…まとまらなかった

なんでそうなったかっていうと小池百合子さんが「東京の消防士の消防団みたいな人を使え」って言ったので畳みたいなところで消防団的な人が踊って、何かを紐で引っ張って五輪の輪を動かすみたいなのやったりとか。

自民党筋から「これを使え」って言われてるのがあって使ってるみたいな。いろいろやらなきゃいけないことを、とりあえずブチ込んで時間費やして、「はい!終わりましたー!」っていうのが出来上がりましたと。

でもMIKIKOさん時代から予算を使ってたんで、あんまり予算が無くて安っぽいし何が伝えたいか分からんていうので、「葬式のように面白くない」とフォックスニュースに書かれるっていう。そういう状態だったので、僕もオリンピックの開会式の感想はそんな感じです。