安すぎる中国産の裏側とは?おっさんが歯を使っています

世の中世の中の仕組み,海外

激安の剥きニンニクは中国産しか存在しない

BBCだったかな。アメリカのNetflixだったかな。剥き(むき)ニンニクってあるじゃないですか。剥いたニンニク。卸売系のプロ御用達って書いてある日本のお店とかで売ってるんですけど。冷凍の剥いてあるニンニクが1 kg 1000円みたいなすげー安い値段で売ってるニンニクって見たことあります?

>>NET FLIX 食品産業に潜む腐敗エピソード1【仁義なきニンニク戦争】

普通のニンニクって房(ふさ)のまま売ってるじゃないですか。あれ使う時って剥くの結構めんどくさいじゃないですか。

既に剥いたニンニク。あれって僕、世界中で見てるんですけど、剥いたニンニクって中国産以外存在しないんですよ。中国産以外の剥いてあるニンニクって見たことないんですよ。

あれって何で成立するのかっていうと Netflix でたしか動画があったと思うんですけど、ウイグル州の刑務所で、おっさんが剥いてるんですよ。要はニンニクをずっと毎日剥き続けるだけの刑務所のおっさんがいて、檻の中でずっーとニンニク剥いてるんですよ、毎日。

で、ニンニク剥いたことある人なら分かると思うんですけど、皮の部分は指で剥けるんですけど、最後の根っこと繋がってる部分ってちょっと硬いじゃないですか。で、あれを爪で剥くので爪がだんだん削れていくんですよ。

なので結果として爪が使えなくなって、おっさんがずっと歯で剥いてるんですよ。ずっとニンニクを歯で剥いてるウイグル人のおっさんの映像っていうのが録画されてるんですよ。っていうのを皆さんは業務用スーパーで買って使ってるんですよ。

「俺そんなの使ってないよ」って方いらっしゃると思いますけど、日本の飲食店でニンニクを使っている中華料理店とかは、ほぼほぼ剥いたニンニクを使ってます。なので刑務所に入ってるおっさんが歯で剥いているニンニクで人件費ほぼほぼゼロっていうのを使ってますと。

自由経済の闇

で、何でこの話をしているかっていうと、そんな商品に普通の人が戦って勝てるか?って話なんですよ。要は「俺も剥きニンニク作るわ!」って日本人が思って青森県で作られたニンニクを買ってきて、自分で一生懸命剥いて、1 kg 分の袋のニンニク作るのに何分かかりますか?っていう。多分ね3時間ぐらいかかると思うんだよね、袋いっぱいにするのって。

でも時給1000円だとして3時間かかると人件費3000円かかるわけじゃないですか。でもあれって中国人1000円で売ってるんですよ。だからもう絶対勝てないんですよ。というのがあるので中国の物を受け入れないか、中国の安い物を買うかっていう二択で。

要は自由経済って「安い物買えばいいよね、だって安いんだもん、誰が損すんの?」「別に青森県のニンニク買わなくても中国産でも全然みんな気にしないで食ってんじゃん」「だから安いニンニク買うよ」っていうのが自由主義経済で、自由主義経済が世界中で進んでいる限りは中国に勝てるはずがないんですよ。

なので、要はウイグルの件で「ユニクロの物を買うのは良くないよね」「綿は良くないよね」となりましたと。で、多分ウイグルはもう綿作らないんですよ。で、そのうち「ニンニク良くないよね」ってなるんですよ。

じゃあ、刑務所の人たちはもうニンニク作んないんですよ。また別の何かを作り始めるだけなんですよ。という感じで安い人件費で作れる何かを作って世界中に売るっていうのやり続けるだけなので、中国にどう考えても経済的に勝ちようがないと思うんですよね。