酪農を甘くみてはいけない

世の中世の中の仕組み

酪農家って本当に大変なんですよ。牛インフルエンザみたいなやつとか牛に関する伝染病が発生した場合って、そこの牧場の牛、全部ころさなきゃいけないんですよ。一頭一頭の牛を治療するっていうのができないので、感染させないためには全部殺すっていうのしかできないんですよ。狂牛病とかもそうなんだけど。

一生懸命育てたとしても何かの伝染病があったら「全ての牛を殺します」っていうので、「はい、一からやり直しください」みたいな状況になるんですよ。なので牧場とか家畜を扱ってる所って、人が入るのすごい嫌がるんですよ。

例えばヒゲオヤジ牧場っていうとこに行って、その牧場ってすごい汚くて衛生環境が悪くて変な病気が流行ったとするじゃないですか。で、そこに行った人が、そこの土を踏んでそこの靴の裏に細菌がついた状態でひろゆき牧場に行くと、ひろゆき牧場にもその細菌が感染しちゃうんですよ。

なので各牧場って距離が離れてれば離れてるほど安全なんですよ。でも日本ってめっちゃ狭いじゃないですか。なので結局伝染病が発生した時に隣の牧場に感染する確率めちゃくちゃ高いんですよ。

九州で前にも牧場がガンガン感染しちゃって自衛隊が出動したことがあったと思うんですけど。3日以内に1万頭の豚を全部殺すみたいなミッション。っていう感じのことになっちゃうので、日本の酪農って何かあった時の被害がめちゃくちゃでかくなりやすいんですよ。

そもそも酪農に向いてないんですよ、国土狭いしさ。

九州でモッツァレラチーズを作ろうとしている人のブログっていうのが前にあって。モッツァレラチーズって水牛の乳で作るチーズでわりと美味しいんですけど。

で、九州で水牛を一から育てて牧場をつくったんだけど、結局病気が蔓延して全部殺すことになって、モッツァレラチーズ作れなくなりましたっていうのがあったんだよね。「殺すことになりました」っていうところで、そのブログが終わるっていうすげー切ないブログがあるのよ、まだ今もあるかどうか分かんないんだけど。

最初、二頭とかから始めてるのよ、その人。イタリアから水牛を輸入して、牧場で育てて、子供が増えてみたいな。ちょっとずつ子供が増えて、ちょっとずつ牧場が大きくなって、乳が取れるようになって、「ようやくモッツァレラチーズが作れるようになりました」って言って、でもそんなに量も多くないから借金も多いままですけど、ちょっとずつ収入増やして頑張りますみたいなところで、その病気が来て、全部殺さなければいけないことになりましたみたいなので、ブログっていうか牧場自体が終わっちゃうみたいな。ていうぐらい牧場って本当に大変なんですよ。